星稜、最弱で最強の世代。

星稜高校サッカー部の最弱の代と言われながらも、全国3位まで勝ち進んだ自分達の代。卒業後ですら、次の代が負けたのは自分たちの高校時代の意識の低さを見て後輩が育ったのが原因だと言われ続ける伝説の代。これを聞いての自分の元チームメイト達は反発する者が多かった気がする。けど、自分はこんな幸せな代に自分がいたんだと思えて嬉しかった。高校選手権ってすごく全国の人に注目もされるし、そこに向かっていく自分たちに目を向け、コーチ達はよく怒ってくれていた。正直、高校時代は選手権を大きな目標とし、最終的なゴールと思いがちな自分もいた。けれど、高校を卒業し、アメリカに出て、高校の選手権は本当にただの通過点でしかなかったことに気づいた。

そして、なかなか高校を卒業してからの自分たちに何か言ってくれるようなコーチも、言ってもらえるような代も滅多にいないと思う。それがたとえ納得できないことでも、理不尽で自分たちには非がないと思うようなことでも、そこにしっかり感謝しないといけないと思ったし、そこに気付く事が出来れば、また多くの分野で成功する伝説の代になれると思った。高校時代で一番そういう面では強く、ある意味最強の代だったと思う(笑)

そんな未来に多くの可能性を持った仲間のいる代に自分がいた事が嬉しかったのと、自分のまた原動力になったし、みんな頑張ろうって話 (笑)